2018.02.11

人気馬が強いクイーンCでも、
穴党記者「渾身の5頭」には根拠あり!

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Spots Nippon/Getty Images

「前走のデビュー戦(1月21日/中山・芝1600m)は、実は2週連続で除外になったうえでの出走でした。しかも、関西から遠征してきた骨っぽいメンバーが相手となりました。そうした状況の中で、道中5、6番手で折り合って直線で抜け出すと、きっちりクビ差勝ち。初戦から型ができている印象を受けました。

 勝ったのは中山ですが、フットワークからは東京向きだと思います。先日もアーモンドアイ(牝3歳)が牡馬相手にGIIIシンザン記念を勝ったように、ロードカナロア産駒の勢いは見逃せません」

 さらに、小田記者には”非ディープインパクト産駒”でもう1頭、気になる馬がいるという。テトラドラクマ(父ルーラーシップ)である。

フェアリーSからの巻き返しが期待されるテトラドラクマ 同馬は未勝利戦を勝ち上がったあと、前走でGIIIフェアリーS(1月7日/中山・芝1600m)に挑んで1番人気に推されたが、6着に敗れている。

「(フェアリーSでは)内外のバイアスが大きい中山の芝1600m戦で、さすがに大外の16番枠に入ったのが厳しかったのではないでしょうか。道中、それを考慮して前目の位置取りで競馬をした分、終(しま)いが甘くなったように見えました。

 でも今回は、未勝利戦を勝った東京に戻ります。その未勝利戦では、1分33秒9という好時計をマークして5馬身差の圧勝。前走の敗戦で人気を落とすようなら、狙い目ですよ」

 同じくテトラドラクマを推すのは、日刊スポーツの木南友輔記者だ。

「1番人気に応えることができなかったフェアリーSは、レースの流れで負けたのか、力負けだったのか、という点がポイントになりますが、レースの翌週に同馬を管理する小西一男厩舎のスタッフに聞いたところ、レース後に引き上げてきた石橋脩騎手がかなり悔しそうだったとか。そこから察するに、力負けではないでしょう。