共同通信杯は「血の連鎖」に注目!実績も十分のグレイルで鉄板だ! (3ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki photo by Nikkansports

 もう1頭、血統的に軽視できないのがブレステイキング(牡3歳/堀宣行厩舎)だ。ディープインパクト産駒で、母シユーマは英GIサンチャリオット(芝8F)、カナダGI E.P.テイラーS(芝10F)を勝った活躍馬。祖母の父はデインヒルで、前述した現3歳世代屈指のトレンドパターンである。

 さらに、母の父メディチアンからヘイロー3×5のクロスが発生しているが、ディープインパクト産駒のこのクロスはヴィブロス(GIドバイターフ)、マカヒキ(GI日本ダービー)、サトノダイヤモンド(GI菊花賞)、シンハライト(GIオークス)など、最近のGI馬が続々と登場している成功パターンでもある。前走の未勝利戦(12月28日/中山・芝1800m)を勝ち上がったばかりだが、マークしておきたい。

◆藤田菜七子ジョッキーが妙に好調なので、理由を聞きにいってみた

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