今の京都はディープ産駒に難。きさらぎ賞は「ジワ伸び2頭」が大正解 (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Spots Nippon/Getty Images

「オーデットエールは、前走の黄菊賞(11月12日/京都・芝2000m)でも、前残りの展開の中でしぶとく5着まで追い上げました。切れる脚こそありませんが、最後まで集中して走れている点は高く評価できます。

 サトノフェイバーなど積極策をとる馬がそろって、道中よどみないラップが刻まれれば、スローの瞬発力勝負にはなりにくいはず。そうして、持久力が求められる展開になれば、早めのスパートから上位をうかがえると思います。その可能性に賭けてみたいですね」

 関西を舞台にしたクラシックへの登竜門。ここから、春の大一番を沸かせる"大物"が再び登場するのか。未知なる可能性を持った面々による、熾烈な争いから目が離せない。

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