桜花賞へ向けオルフェ産駒の評価が激変。
3歳牝馬「最新ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Kyodo News


 1位は、2歳女王となったラッキーライラック。満票には届かなかったものの、2位に9ポイント差をつけて、完全に頭ひとつ抜け出した格好だ。この春は、チューリップ賞(3月3日/阪神・芝1600m)から始動する予定だという。

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「その能力の高さから、前回も1位としました。ここまで3戦無敗。それぞれの着差はそれほど大きくないですが、いずれも『完勝』と言える内容でした。阪神JFの勝ち時計は、1分34秒3。過去の成績と比較しても遜色ないもので、このまま順調にいけば、自然と結果もついてくるでしょう」

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「阪神JFでは、1番人気のロックディスタウンは発汗もあってか、実力を出せずに終わりました。一方、2番人気のラッキーライラックはその実力をいかんなく発揮。TF指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)を大きく伸ばしました。

 ラッキーライラックは、何より瞬発力が他の馬とはケタ違いです。オルフェーヴル産駒は勝ち上がり率が悪いのですが、この馬のような"大物"を、突然出すタイプなのかもしれません」

本誌競馬班
「"出世レース"のアルテミスS(10月28日/東京・芝1600m)を制覇後、阪神JFも快勝。2歳女王にふさわしく、牝馬クラシックでも頂点に立つ最有力候補と言えます」

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