有馬記念に波乱あり。3頭の「サンタ穴馬」から超万馬券のプレゼント (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 1頭は、2007年生まれのトゥザグローリー。2010年に14番人気で、2011には9番人気で、ともに3着入線を果たした。そして、2011年生まれのトゥザワールドも、2014年に9番人気で2着に食い込んだのである。

 そもそも母トゥザヴィクトリーも、2001年の有馬記念で6番人気ながら3着と奮闘している。まさに有馬記念との相性が抜群にいい血統なのだ。

 とすれば、この一族が出走したら、狙わない手はない。そして、今年のメンバーを見渡してみると、トゥザヴィクトリーの子がいた。

 トーセンビクトリー(牝5歳)である。

 これまでに牝馬重賞を1勝のみと、実績面では見劣りする。人気は下から1、2を争う存在かもしれない。

 だが、血統のよさからもともと期待の高かった馬。唯一の重賞実績も、GIII中山牝馬S(3月12日/中山・芝1800m)と、コース適性があるのは間違いない。

 そして何より、この一族が持つ、有馬記念との不思議な相性のよさは見逃せない。ビッグボーナスを狙うなら、この馬に賭けてみるのも悪くない。

 2017年競馬界の集大成となる"ドリームレース"。ふところポカポカで明るい新年を迎えるための、自らの夢を託す馬は決まったか?

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