2017.12.22

有馬記念に波乱あり。3頭の
「サンタ穴馬」から超万馬券のプレゼント

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 まず参考にしたいのが、2008年に14番人気で2着に突っ込んできたアドマイヤモナークである。

 同馬はその年の春、GII日経新春杯(京都・芝2400m)、GIIIダイヤモンドS(東京・芝3400m)と連勝。GI天皇賞・春(京都・芝3200m)でも6着と、まずまずのレースを見せた。

 そこから、夏を越して秋にはGI戦線での飛躍が期待されたが、GI天皇賞・秋(東京・芝2000m)で12着、ジャパンカップでも12着と、立て続けに大敗を喫してしまった。

 これによって、有馬記念ではまったく人気がなかった。しかし、春に重賞で示した強さは偽りではなかった。年末になってようやく、その力を存分に発揮することができたのだろう。

 今回、このアドマイヤモナークと重なる馬がいる。シャケトラ(牡4歳)である。

一発の可能性を秘めているシャケトラ 今年1月、日経新春杯で2着になると、続くGII日経賞(3月25日/中山・芝2500m)を快勝した。その後、天皇賞・春では9着に敗れたものの、次走のGI宝塚記念(6月25日/阪神・芝2200m)では4着と健闘した。

 その結果、この秋にはさらなる活躍が見込まれたが、天皇賞・秋では15着、ジャパンカップでは11着といずれも惨敗。期待を裏切り続け、その評価は下がる一方である。

 だが、アドマイヤモナークの例を考えれば、見限るのは早い。秋3戦目で調子も上がる頃だろう。春に勝ち星を挙げた日経賞と同じ舞台というのも心強い。今年最後の大一番で、一矢報いてもおかしくない。