2017.12.16

朝日杯FSの人気馬に疑問。
穴党記者は鼻息荒く「稼げる2頭」を叫ぶ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sports Nippon/Getty Images


ケイアイノーテックが朝日杯FSで波乱を起こすかケイアイノーテックです。前走のGIIデイリー杯2歳S(3着。11月11日/京都・芝1600m)は、およそ5カ月ぶりの競馬。直線で伸び切らない面がありましたが、内容自体は悪いものではありませんでした。

 いわゆるディープインパクト産駒っぽい馬体ではなく、ダートの短距離馬だった母(ケイアイガーベラ)の特徴が入ったトモ(後肢)が発達した体型。将来的に距離適性はもう少し短くなるかもしれませんが、現時点では1600mも問題ないでしょう。ポテンシャルの高さから、一度叩いた今回は巻き返しが期待できます」

 ケイアイノーテックについては、関西デイリースポーツの大西修平記者も推奨する。

「まだ1勝馬ですが、侮れない存在です。約5カ月ぶりの実戦となったデイリー杯2歳Sでは、GIII新潟2歳S(8月27日/新潟・芝1600m)の覇者フロンティアに先着して3着と奮闘しました。勝負どころでエンジンのかかりが遅く見えたのは、休み明けの分でしょう。

 22kg増の馬体が示すとおり、たくましさが増して、走りがよりパワフルになりました。ひと叩きされて、今回はさらに動けそうです。母はダートで活躍したケイアイガーベラですが、父がディープインパクトで走りに芝向きの軽さを感じます。センスのよさと切れ味鋭い末脚は、世代屈指。実績では人気上位馬に見劣りしますが、GIでも十分に勝負になる器だと思います」