朝日杯FS「過去3年の超穴馬」と同じパターンの3頭が発見された! (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 まず、2014年の2着馬アルマワイオリはどんなタイプだったのか。同馬は、2走前にオープン特別のもみじS(京都・芝1400m)を快勝していながら、前走のGIIデイリー杯2歳S(京都・芝1600m)では4着に敗れた。4着なら健闘したとも言えるが、この敗戦が嫌われて、朝日杯FSでは一気に評価を落としてしまった。

朝日杯FSで巻き返しを期すダブルシャープ朝日杯FSで巻き返しを期すダブルシャープ ということは、オープン勝ちや重賞での好走例がありながら、直前のレースで馬券圏内を外して人気が急落しそうな馬が狙い目となる。

 今年のメンバーでそれに近いのは、ダブルシャープだろう。

 同馬は、3走前にオープン特別のクローバー賞(8月20日/札幌・芝1500m)を勝利し、続くGIII札幌2歳S(9月2日/札幌・芝1800m)では勝ち馬とタイム差なしの3着と好走した。しかし、前走のサウジアラビアRCでは6着に敗れた。

 勝ち馬からコンマ6秒差と決して大敗ではなかったものの、この敗戦によって、ダブルシャープの人気落ちは必至。まさしくアルマワイオリと似た状況にある。

 とすれば、ここで狙わない手はない。クローバー賞では今回人気のタワーオブロンドンを下していることを考えれば、一発あっても不思議ではない。

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