阪神JFは荒れて当然。「気まぐれ少女の
穴馬3頭」がボーナス支給だ

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 つまり、今回も狙うべきは、新馬(もしくは未勝利)→500万特別と連勝を飾りながら、人気が上がりそうもない馬だ。

 今年のメンバーを見ると、該当馬が3頭いる。マウレア(父ディープインパクト)、マドモアゼル(父ブラックタイド)、リリーノーブル(父ルーラーシップ)である。

 ただ、そのうちマウレアとリリーノーブルは、連勝したレースの内容やその血統背景から上位人気が予想される。"穴狙い"をモットーとするここでは、それら2頭は推せない。

 狙うなら、マドモアゼルだ。

阪神JFで一発が期待されるマドモアゼル阪神JFで一発が期待されるマドモアゼル 同馬は、デビュー戦の2歳新馬(7月15日/福島・芝1200m)で2着と健闘すると、続く2歳未勝利(7月29日/新潟・芝1400m)をきっちり勝利。その後、2カ月の休養を挟んで、500万特別のりんどう賞(10月8日/京都・芝1400m)で2連勝を決めた。

 3戦2勝2着1回と大崩れすることなく、連勝して勢いがあるのは確かだ。しかし、これまでのパフォーマンスや血統が地味なことから、人気は上がりそうもない。加えて、マドモアゼルは先述のフォーエバーモア、ショウナンアデラと同じく関東馬。一発への期待が一層膨らむ。

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