今週は香港だ。「強い日本調教馬」で、
レースも馬券も世界に勝つぞ!

  • 土屋真光●文・写真 text & photo by Tsuchiya Masamitsu

 スマートレイヤーは武豊騎手が日本から駆けつけ、追い切りに騎乗。昨年と比較してすっかり馬体は白くなったが、動きそのものに衰えは感じられない。昨年はもともと香港カップを希望していながら、香港ヴァーズに選出され、そこでも5着と気を吐いている。

 ライバルはワーザーが筆頭。前哨戦もしっかりと勝利してここに臨む。昨年2着のシークレットウェポン(せん7歳/父ショワジール)は状態がいまひとつ。逆に上がり馬のタイムワープ(せん4歳/父アーキペンコ)に勢いを感じる。しかし、欧州勢がクールモアのドーヴィル(牡4歳/父ガリレオ)のほか、ポエッツワード(牡4歳/父ポエッツヴォイス)、ブロンドミー(牝5歳/父タマユズ)などGI実績のある馬が揃った。

 ここでは日本調教馬を中心にざっと有力馬を挙げてみたが、明日は現地情報なども含めて、より細かく占ってみたい。

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