「みやこS」は穴党記者3人が必死で見つけた6頭でGI資金を補充せよ (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi


本命エピカリスを脅かす馬はいるか本命エピカリスを脅かす馬はいるか とはいえ、そのエピカリスも断然人気のレパードSで3着。馬連の配当は9万5320円にも上り、3連単は80万円超えの大波乱となった。仮にエピカリスが馬券に絡んでも、台頭する穴馬次第では高配当につながることはすでに実証されている。

 そこで、小田記者はエピカリスを押さえつつも、他に条件が合う穴馬に狙いを定める。

「エピカリスと同じ3歳馬の、タガノディグオ(牡3歳)と、ローズプリンスダム(牡3歳)です。

 タガノディグオは、レパードSで12着(2番人気)と惨敗を喫していますが、それは昨年8月のデビュー以来、ずっとレースを使われてきた連戦の疲れが出たことと、大幅な体重減があったからでしょう。

 7月には地方交流重賞のジャパンダートダービー(7月12日/大井・ダート2100m)で、外を回されながらも3着と好走。世代上位の力があるところを示しています。前走の地方交流重賞・白山大賞典(10月3日/金沢・ダート2100m)でも4着と健闘して復調気配を見せていますし、今回のコースでは過去4戦してすべて2着。相性がいい舞台ですから、見直すならこのタイミングではないでしょうか。

 一方、ローズプリンスダムは11番人気でレパードSを制覇。そのときの決め手もそうだったんですが、勝つときは本当に鮮やかなんですよね。今回のコースでもオープン特別を勝っていますから、前走レパードSの結果がフロック視されるようなら、ここでも狙えますよ」

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