天皇賞・秋は、うっかり見切りがちな「人気薄3頭」で高配当の収穫祭 (5ページ目)

  • text by Sportiva
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 ならば、今年も狙うべきは、毎日王冠で上位入線を決めながら、伏兵レベルの評価にとどまる馬だ。

 面白いのは、サトノアラジン(牡6歳)。もし5番人気以下になったら、買いだろう。

 2走前の安田記念(6月4日)では7番人気で1着。前走の毎日王冠でも5番人気で2着と、人気の低さに反発して力強いレースを見せてきた。今回も豪華メンバーの陰に隠れて、人気上昇に歯止めがかかるようならば、ここ2戦のような反撃があっても不思議ではない。

 大舞台での経験が豊富な実績馬に、夏場に力をつけてきた上がり馬。さまざまな役者がそろう注目の一戦は、どんな結末が待っているのか。秋の府中を彩るハイレベルな戦いから目が離せない。

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