京都大賞典は稼ぐチャンス。
穴党記者たちが「この2頭」で一致した!

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 大野記者も、新潟記念の出走馬から穴馬の名前を挙げる。

ハッピーモーメント(牡7歳)が、かなり面白い存在だと思います」

叩き2走目で上昇ムードにあるハッピーモーメント叩き2走目で上昇ムードにあるハッピーモーメント 適度な間隔を取りながら、メリハリのきいた使い方をする角居勝彦厩舎(栗東)らしく、今回は休み明け2戦目となるが、「そこが狙い目」と大野記者は強調する。

「春のGII目黒記念(5月28日/東京・芝2500m)では、13番人気で3着。このときも、休み明け2走目でした。その目黒記念以来となる新潟記念では9着に終わりましたが、勝ち馬からはコンマ3秒差。道中は前目につけて、最後にバタッと止まることもありませんでした。ひと叩きされて、開幕週の京都で、マイペースで先行して運べれば、侮れませんよ」

 今回のメンバーで先行しそうなのは、11カ月ぶりの出走となるカレンミロティックぐらいか。宝塚記念でハナを切ったシュヴァルグランも本来は好位抜け出しタイプ。人気どころが中団から後方でけん制し合うようなら、ハッピーモーメントがアッと言わせてもおかしくない。

 同じく、トーセンバジルとハッピーモーメントを穴馬に推すのは、デイリースポーツの大西修平記者だ。

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