キーンランドCの傾向から、オイシイ穴馬が3頭も見つかってしまった (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 同馬は、前走でGIII函館スプリントS(6月18日/函館・芝1200m)に出走。着順は7着だったものの、勝ち馬とはコンマ7秒差と決して悪い内容ではなかった。2着馬とはコンマ3秒差で、スムーズなスタートさえ切れていれば入着もあったかもしれない。

 そもそもデビューから一貫してダート戦を使われてきたノボバカラ。初の芝レースだったことを考えれば、かなりの善戦である。

 芝レース2回目となる今回は、慣れも見込めて、上昇の余地は大いにある。芝スプリント戦を主戦場とする好メンバーがそろう中、ダートから転戦してきたこの馬が"波乱の使者"となってもおかしくない。

 確たる中心馬がいない今年のキーンランドC。どの馬にもチャンスがありそうだが、そんな状況であれば、なおさら人気薄馬の激走に期待したい。

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