荒れまくる中京記念。3人の穴党記者が「ボーナス補填」のお手伝い (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 そしてもう1頭、距離短縮が人気の盲点になるなら、3年前のダービー馬、ワンアンドオンリー(牡6歳)に注目したいですね。前走騎乗した横山典弘騎手の進言もあって、久しぶりにマイル戦に臨みますが、そもそもこの馬自身の初勝利は阪神・芝1600mの未勝利戦でした。

 最近のレースでは、最後まで集中力が続かずに力を発揮し切れていない状況にあります。そうした現状と、母父が名マイラーのタイキシャトル、母ヴァーチュが挙げた3勝もすべてマイル以下という血統から、変わり身があるとすれば、今回なのではないかという気がしています」

 マイル戦となってから波乱が続いている中京記念。夏休みを前にしたあなたへ、"ビッグボーナス"をもたらしてくる馬がこの中にきっといるはずだ。

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