2017.07.17

藤沢厩舎がダービー連覇の夢を託す
フラットレーは「ムチャクチャいい」

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

 血統的にも筋が通っている。姉のバウンスシャッセ(牝/父ゼンノロブロイ)は、重賞を3勝。GIオークス(東京・芝2400m)でも3着と奮闘した。

 また、兄のホーカーテンペスト(セン/父ホークウィング)は、平地のレースで5勝してオープン入り。加えて、障害レースでもオープンレースを制するなど、3勝を挙げた。姉フロアクラフト(牝/父フジキセキ)も、オークスに出走し、5着と掲示板に載っている。安定感に長けたファミリーだ。

 こうした血統背景と、牧場での動きのよさが評判となって、フラットレーへの期待はファンの間でも日増しに高まっている。先述の樋口氏が続ける。

「(フラットレーは)スピードのある血統ですよね。兄のムーンクエイク(セン4歳/父アドマイヤムーン)は気性の難しいタイプでしたが、こちらは利口。順調に成長しています。やはり、クラシックに乗せたい1頭ですね」

 デビューへ向けて、着実に準備が進められているフラットレー。8月13日の2歳新馬(札幌・芝1800m)がその舞台となる予定だ。

 はたして、名伯楽はこの評判の若駒をどう育てていくのか――その動向は大いに気になるところだが、初陣の結果次第では、ダービー連覇の夢が早くも見えてくるかもしれない。

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