ユニコーンS「穴馬の法則」にハマる4頭が、砂の向こうに見えてきた (3ページ目)

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  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 次に、2013年のレースで3着だったサウンドトゥルーのパターンを考えてみたい。

 同馬は、今やダートGIを制すほどの猛者(もさ)となったが、デビュー後はすんなり出世とはいかず、7戦目でようやく2つ目の白星を挙げて500万下を脱出。次走で挑んだのが、ユニコーンSだったのである。

 注目すべきは、その500万下の舞台が東京・ダート1600mだったこと。そこで、後続に3馬身差をつけて快勝したのだ。ユニコーンSと同じ舞台で2勝目を挙げたことが、次の好走につながった可能性もある。

 ということは、"東京・ダート1600mの500万下を勝って挑む馬"に穴馬券の望みを託したくなる。面白いのは、アンティノウス(牡3歳)だ。

人気薄なら狙いたいアンティノウス人気薄なら狙いたいアンティノウス 未勝利、500万下と連勝中で、とりわけ前走・500万下(4月29日/東京・ダート1600m)の内容が圧巻だった。サウンドトゥルーと同じく、2着に4馬身差をつける圧勝劇を演じたのだ。今度は重賞になるとはいえ、同じ舞台で再び躍動しても不思議ではない。

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