2017.06.10

激アツの夏競馬、エプソムCは
「人気薄の大穴」ナスノセイカンを狙え

 もう1頭、4歳馬ではタイセイサミット(牡4歳)にも可能性はありそうです。実際、前走のメイSでは先述のアストラエンブレムを破っていますからね。

 もともと、3歳春にはクラシックを目指していた素質馬。最終的にクラシック出走はなりませんでしたが、ここに来て、ようやくパンとしてきた感があります。勝つときは着差がわずかなので強いイメージを抱きにくいのですが、並んでから強いところがあり、そのしぶとさはなかなかのモノだと思います。

 今回の鞍上は、戸崎圭太騎手が務めます。昨年のエプソムC優勝騎手(ルージュバックに騎乗)で、ゲンのいいレースと言えます。期待以上の結果を残しても不思議ではありません。

 昨年の2着馬フルーキー(牡7歳)も人気になりそうです。ただ、この馬の場合は昨年ほどの勢いを感じません。年齢的なものか、今年の成績にも少し陰りを感じます。ならば、フレッシュな明け4歳勢のほうに魅力を感じますね。

人気薄ナスノセイカンの一発に期待 さて、このレースの「ヒモ穴馬」ですが、ここ数戦は不完全燃焼の競馬が続いているナスノセイカン(牡5歳)を取り上げたいと思います。

 前走のメイSでは6着。そのときの上位5頭がこのレースに出走しているので、明らかに格下に見えますが、その前走は究極の決め手勝負になってしまい、大外枠からの発走も仇になったように見えました。結果、伸び負けしただけで、内容としては悪くなかったと思います。

 そもそも、その前の日経賞(3月25日/中山・芝2500m)で厳しい競馬をしたあとで、おそらくメイSに向けては楽をさせたのではないでしょうか。その分、仕上がり的にも緩いところがあったと思います。1回使って、今回は終いの伸びも変わってくるでしょう。

 また、連続開催で使われてきた今の東京の馬場も、同馬にとってはプラスに働きそうです。昨秋のウェルカムS(2016年11月27日/東京・芝1800m)でも、開催終盤の馬場で見事な差し切り勝ちを収めていますからね。

 スタート、折り合い、馬込みのさばきなど、多少注文はつくと思いますが、すべてが噛み合えば、一発あってもおかしくありません。

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