ダービーで狙える穴馬は「皐月賞組2頭+トライアル組1頭」で決まり! (3ページ目)

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  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi


ダービーでの巻き返しが期待されるカデナダービーでの巻き返しが期待されるカデナ 昨年のGIII京都2歳S(2016年11月26日/京都・芝2000m)、さらに今年のGII弥生賞(3月5日/中山・芝2000m)を勝った同馬は、皐月賞では3番人気の支持を得た。だが、結果は9着と凡走。これによって、今回はかなり人気を落としそうな気配なのだ。

 ならば、狙わない手はない。重賞2勝の実力は確かで、末脚を生かすスタイルの同馬にとって、直線の長い東京コースで行なわれるダービーこそ、ぴったりの舞台。気楽な立場になることによって、一発を期待できるのではないだろうか。

「皐月賞組」から穴馬券を狙うもうひとつのパターンは、皐月賞で上位に好走したにもかかわらず、ダービーでも人気が上がらない馬に目を向けること。単純に、前走の結果をフロック視された馬がオイシイ配当をもたらしてくれるからだ。

 その最たる例は、2010年に7番人気で勝利したエイシンフラッシュ。同馬は11番人気だった皐月賞で3着と好走し、穴をあけた。しかし、その走りは十分な評価を得られず、ダービーでも伏兵扱いのままだった。その低評価を見事に覆(くつがえ)しての勝利だった。

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