牝馬ファンディーナに勝てるか。メンツのかかる「3歳牡馬ランキング」 (5ページ目)

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 5位も2頭。GI朝日杯フューチュリティS(12月18日/阪神・芝1600m)を制した2歳王者のサトノアレスと、そのサトノアレスを退けてスプリングSを勝ったウインブライト(牡3歳/父ステイゴールド)である。

市丸氏
「サトノアレスは、朝日杯での指数をそのまま残した形での評価。スプリングSは出遅れて、4角を迎えてようやく最後方から伸びかけました。直線半ばでは2着はあるかと思ったのですが、そこから逆に内の馬に差し返されるような感じで4着。無理をしない"トライアルらしい"と言えばそれまでですが、能力の違いのようなものを見せることができなかったところに不満が残ります。

 そのスプリングSの覇者ウインブライトが、サトノアレスとは同格での評価となります。1戦ごとに力をつけて、スプリングSではTF指数を大きく伸ばしました。相性のいい舞台というのもありますが、ひいらぎ賞(2着。2016年12月17日/中山・芝1600m)で敗れたアウトライアーズ(牡3歳/父ヴィクトワールピサ)を差し切っての重賞勝ち、という点にも勢いを感じます。毎回、大外を回しているだけに、中山最終週の皐月賞も合うでしょう。上位入線の可能性が、かなり高い1頭だと思います」

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