安藤勝己はもう決めた。桜花賞、
オークスが見える「3歳牝馬番付」

  • 新山藍朗●取材・構成 text by Niiyama Airo
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 その他、フィリーズレビュー組の、1着カラクレナイ、2着レーヌミノル(牝3歳/父ダイワメジャー)は、レース自体のレベルが低かったように思う。ソウルスターリングを相手に、勝ち負けを演じるには厳しいのではないか。

 ソウルスターリングと同じフランケルを父に持つミスエルテ(牝3歳)も、人気はするだろうけど、気性がかっているタイプ。やや操縦性に欠け、成長力という点でも疑問が残る。ソウルスターリングを逆転するのはどうか......。


安藤勝己(あんどう・かつみ)
1960年3月28日生まれ。愛知県出身。2003年、地方競馬・笠松競馬場から中央競馬(JRA)に移籍。鮮やかな手綱さばきでファンを魅了し、「アンカツ」の愛称で親しまれた。キングカメハメハをはじめ、ダイワメジャー、ダイワスカーレット、ブエナビスタなど、多くの名馬にも騎乗。数々のビッグタイトルを手にした。2013年1月31日、現役を引退。騎手生活通算4464勝、うちJRA通算1111勝(GI=22勝)。現在は競馬評論家として精力的に活動している。

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