いよいよ桜花賞。クラシック戴冠を占う最新版「3歳牝馬ランキング」 (5ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Murata Toshiyuki

 4位には、アエロリット(父クロフネ)。ここまで4戦1勝だが、クイーンCではアドマイヤミヤビと僅差の勝負を演じるなど、敗れた3戦はいずれも2着と、高い安定感を誇る。

市丸氏
「アエロリットは、ソラを使うのが問題なだけ。その能力は、桜花賞にいっても十分に通用するはずです。その桜花賞、順当ならソウルスターリングとアドマイヤミヤビの一騎打ちと見られていますが、アエロリットも相手が強ければ強いほど力を発揮する馬ですから、もしかすると"2強"に割って入る可能性も大いにありますよ」

 4位と1ポイント差の5位には、3頭がランクイン。阪神JFでソウルスターリングの2着だったリスグラシュー(父ハーツクライ)、フィリーズレビューの勝ち馬カラクレナイ、そしてフェアリーS、アネモネSと連勝を飾ったライジングリーズンである。

木南氏
「リスグラシューは、昨年のアルテミスS(2016年10月29日/東京・芝1600m)で強い競馬を披露し、阪神JFでも見どころがありました。"打倒ソウルスターリング"を目標に、もしかしたらチューリップ賞ではメイチの仕上げもあるかと思いましたが、結果を見れば、やはり陣営はその先の桜花賞、オークス(5月21日/東京・芝2400m)を意識した馬の作りをしてきたように思います。本番ではかなりの上積みがあるのではないでしょうか」

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