2017.03.18

阪神大賞典、現役最強馬
サトノダイヤモンドに迫る馬はいるのか?

 おそらく、阪神コースが得意で、なおかつ長距離適性も高いのでしょう。休み明け初戦からでもきっちり走るタイプですし、自身とサトノダイヤモンドと双方の状態次第では、逆転の目が今回に限ってはあるかもしれません。

 阪神大賞典と言えば、ナリタブライアンとマヤノトップガン、メジロブライトとシルクジャスティス、そしてスペシャルウィークとメジロブライトなど、今でも「名勝負」として語り継がれている、実力馬同士の壮絶なデットヒートが繰り広げられてきたレースです。

 シュヴァルグランはGI馬ではありませんが、重賞2勝、GI3着が2回あります。そして半姉ヴィルシーナ、半妹ヴィブロスがGI馬という良血ですから、GI馬と遜色ない実力馬と見てもいいでしょう。サトノダイヤモンドと、名勝負を展開しても不思議ではありません。そういう意味でも、楽しみなレースです。

 さて、今回の「ヒモ穴馬」ですが、昨年のジャパンC(2016年11月27日/東京・芝2400m)11着以来の出走となるトーセンバジル(牡5歳)を取り上げたいと思います。

阪神大賞典に挑むトーセンバジル。「2強」にどこまで迫るか 3歳時には、春のクラシック出走を狙えるところにいながら、あと一歩で出走するまでには至りませんでした。その秋も、神戸新聞杯で3着に入線し菊花賞の出走権を得たものの、馬の成長を優先させてか、その後は休養に入ってしまいました。ただそれも、同馬への期待が高いからこそでしょう。実際、それまでのレースぶりの中で、素質の片鱗を見せることが多々ありました。

 それが身になってきたのが、昨年の夏。3連勝を飾った頃です。それぞれ、着差はわずかでしたが、内容は完勝でした。

 前走は、準オープンを勝ったばかりで、しかもGI。それも国内最高賞金レースと、一気にハードルを上げてしまった結果ですから、大敗も仕方がないと思います。それでも、あの経験は今年、必ず生かされるはずです。

 始動戦となる今回は、前述の2頭が強敵ですが、3番手は譲れないところ。あわよくば、割って入ってくるかもしれません。

 鞍上は、前回のコラムでも触れましたが、僕が個人的に好きなジョッキーである、四位洋文騎手です。彼の騎乗姿勢が一番好きなんです。彼のように格好のいい騎乗姿勢の騎手が勝つのは、見ていてとても気持ちいいものです。

 今年はクラシック有力候補のお手馬もいて、高いモチベーションを保っていることでしょう。その追い風に乗って、トーセンバジルでの一発にも期待したいと思います。

大西直宏オフィシャルブログ>

大西直宏公式LINE@始めました。
元騎手の視点で馬券のヒントになる情報をお届け!
友だち追加で「@0024n」を検索!
下のQRコードを読み取って頂くことでも見られます。

■競馬 記事一覧>>