桜花賞まで1カ月。3歳牝馬の頂点を争う「最新ランキング」発表 (6ページ目)

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 4位以降はほぼ差がなく、ランクインを逃した馬の中にも、評価の高い馬がいる。ここまで2戦2勝のファンディーナ(牝3歳/父ディープインパクト)である。

木南氏
「衝撃的な新馬戦の勝利に続き、500万特別のつばき賞(2月19日/京都・芝1800m)では控える形で結果を出しました。この2戦のパフォーマンスから、既成勢力を脅かす存在と言えます。牝馬ながら、500kgを超える馬体も大物感を漂わせています。半兄ナムラシングンも皐月賞で一瞬見せ場を作った素質馬で、同様の活躍が見込めます。もまれたとき、坂のある阪神コース、ハイペース......など、さまざまな課題はあるものの、無事にクラシックの出走権を獲得し、有力馬相手にどこまでやれるか見てみたいですね」

 チューリップ賞から、いよいよ前哨戦が本格化。桜花賞本番に向けて、既成勢力がさらなる強さを見せるのか、意外な"新星"の登場があるのか、興味は尽きない。

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