最新3歳牝馬ランキング。「2歳女王」ソウルスターリングに迫るのは? (5ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 4位は前回同様、アドマイヤミヤビ(牝3歳/父ハーツクライ)がランクイン。2歳時に重賞出走はなかったものの、2勝目となる百日草特別(11月6日/東京・芝2000m)の内容を評価する声が多かった。

木南氏
「牡馬ではホープフルSを勝ったレイデオロが出てきたように、やはりウインドインハーヘア(※ディープインパクトの母)の血からは大物が出てくるので、この馬も要注目です。上の兄たち、グランアルマダとミッキーシャンティはややジリ脚っぽかったですが、対照的にこの馬には瞬発力があります。昨年のダービーを勝った(マカヒキを管理する)友道康夫厩舎のカラーとして、同馬も焦らずにレースを使ってくるはず。一戦一戦が勝負になるのではないでしょうか」

吉田氏
「百日草特別では、その勝ちっぷりも見事でしたが、この時期の2歳牝馬が関東に初めて遠征して馬体重の増減なし、というのは特筆もの。パドックでも無駄なことをせず、精神的にタフな牝馬と判断していいでしょう。個人的には前回ランキングから評価を下げましたが、これは単にレースに出走していない分だけ。次走に予定されているきさらぎ賞(2月5日/京都・芝1800m)の結果次第では、一気にランクアップを考えなくてはいけない素材だと思っています」

5 / 6

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る