2017年の運を呼べ。中山金杯はコース適性◎のドレッドノータスから (3ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki photo by AFLO


 ダノンメジャー(牡5歳・橋口慎介厩舎)は芝1800mで4勝。芝2000mはGIII京都2歳S2着の実績があるが、ダイワメジャー産駒は2000m重賞の勝利がなく、中山・芝2000mの重賞も11戦未勝利(すべて着外)と馬券に絡んだことがない。この舞台では厳しそう。

 以上から、筆者はドレッドノータスを中心に狙ってみたい。

 同日に行なわれるGIII京都金杯(芝1600m)の注目馬も1頭挙げておこう。ミッキージョイ(牡5歳・萩原清厩舎)はディープインパクト産駒で、伯父にドイツ・イタリアでGI2勝のサデックスがいる血統。重賞初出走となるが、ここ4戦で3勝している上がり馬だ。ディープインパクト産駒は2013年ダノンシャーク、2014年エキストラエンドとこのレースで2勝しており、新星誕生に期待したい。

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