2016.12.09

ここ10年で驚異の勝率5割。
阪神JFはこの「4~5番人気馬」で勝つ

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 例えば、2014年の勝ち馬ショウナンアデラは、新馬戦2着のあと、未勝利、500万下特別と連勝。しかし、トップクラスとの対戦がなかったため、5番人気にとどまっていた。また、2013年の覇者レッドリヴェールは、デビュー2連勝で8月のGIII札幌2歳S(函館・芝1800m)を制したが、そこから直行で阪神JFに臨んだ臨戦過程が嫌われ、5番人気となった。

 的中時の配当を考えれば、1着候補として面白いのは、当然オッズが高くなる4~5番人気の馬。つまり狙うべきは、成績面では抜群の安定感を誇っているが、何かしらの不安要素を抱えて、4〜5番人気の評価にとどまる馬だ。

 この条件に当てはまる馬をメンバーから探すと、アリンナ、ヴゼットジョリー、レーヌミノルあたりが該当する。なかでも、今回狙ってみたいのは、レーヌミノルだ。

阪神JFでは人気落ち必至のレーヌミノルが狙い目 レーヌミノルは8月のデビュー戦を快勝したあと、GIII小倉2歳S(9月4日/小倉・芝1200m)では後続に6馬身差をつける圧勝劇を演じた。その後、2カ月の休養を挟んで、前走のGII京王杯2歳S(11月5日/東京・芝1400m)に参戦。初距離、初の左回りなど、初物づくしの一戦だったが、直線で堂々と抜け出すと、勝ったモンドキャンノに半馬身差の2着と好走した。

 それでも、さらなる距離延長や、クラシックで大成しにくい小倉2歳Sの勝ち馬ということもあって、今回は人気落ち必至。4~5番人気がいいところだろうが、走り慣れた右回りのレースで、驚異的な強さを再度披露してもおかしくない。勝ち馬として”オイシイ”候補の1頭と言える。