天皇賞パス組の、キタサンブラックとゴールドアクターはJCで買いか (3ページ目)
天皇賞・春こそ折り合いを欠いて大敗したが、本来は折り合いを苦にしないタイプで、実績のあるコースだけに自分の競馬ができれば、勝ち負けだろう。有馬記念こそ人気薄での勝利だったが、今年勝った日経賞、オールカマーではいずれも僅差ながら、"並んだら抜かせない"勝負強さでGI馬の貫禄を見せている。
過去、この2頭の対決は2回。昨年の有馬記念ではゴールドアクターが勝ち、キタサンブラックが3着。今年の天皇賞・春ではキタサンブラックが勝ち、ゴールドアクターが12着だった。展開や脚質的にはゴールドアクターが有利と思われるが、1歳若いキタサンブラックにはさらなる上昇度も期待できそうだ。筆者の結論としては、キタサンブラックを見ながら競馬できる有利さもあり、ゴールドアクターを上に見たい。
逃げ込みを図るキタサンブラックに襲いかかるゴールドアクター、そして後方待機組が......というシーンを思い浮かべるだけでワクワクしてくる。今年のジャパンカップは面白いレースになりそうだ。
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