ディープ産駒の菊花賞初制覇へ。実は長距離向きのディーマジェスティ (3ページ目)

  • 平出貴昭(サラブレッド血統センター)●文 text by Hiraide Takaaki  村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki

 ディーマジェスティの牝系は、英ダービー馬のジェネラス、凱旋門賞を連覇したトレヴ、"鉄の女"と言われたトリプティク、ダートGI馬フリオーソと、世界的にも活躍馬が続出している名門ファミリーだ。

 上記のように、ディーマジェスティの血統を見ると、皐月賞よりむしろ菊花賞のほうが合っているのではないかと思えるほど。日本ダービーは状態が万全ではなかった面もあったようだが、成長力が期待できる血統でもあり、この秋はさらなるパワーアップが見込める。クラシック2冠制覇を期待したい。

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