競馬場めぐりの合間に、ガールズも開催される四日市競輪に寄り道 (5ページ目)

  • 土屋真光●旅人 Traveler&text&photo by Tsuchiya Masamitsu

 さて、残すところレースは、あとふたつ。ここで、四日市競輪場に来て、まだかき氷しか食べていないことに気づいた。何かないかと食堂が集まるところに行って見ると、「伊勢うどん」の文字が。三重県に来たからには、これを食べない理由はない。

極太麺の「伊勢うどん」極太麺の「伊勢うどん」 1杯、650円。出てきた「伊勢うどん」は、超太麺のうどんに醤油がかけられ、その上にアオサが乗っていて、生卵が別で添えられている。もっちりとした食感に、アオサのほんのりとした香りがマッチ。見た目のボリュームはそれほどないが、十分に満足のいく一杯だった。

 気をよくして臨んだ第11レース。ここは、3番・丹波孝佑の"カマシ()"を誰が捕まえるか、という展開と見て、3番から3連複で勝負した。
※他の選手がスピードを上げないうちに一気にスパートする戦法。

 11レースをゲットし、プラス収支で終わった競輪勝負11レースをゲットし、プラス収支で終わった競輪勝負なんと、この競馬とは異なる考え方、買い方の組み立てがまんまと決まった。4点買いで、19倍をゲット。収支は上々だ。お腹が満たされたあと、会心の的中が来るのは、この「旅打ち」のスタンダートとなったようだ。

 続く最終レースはハズレたものの、四日市競輪はプラスで終了。これで気分よく、尾張・名古屋の最終決戦へと向かうことができる──が、よくよく冷静に考えてみれば、この日のプラスでさっさと東京に帰ればよかった......ということになるのだった。

(つづく)

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