佐賀競馬場の名物は「何でも焼く店」競馬の女神はそこにいた!? (6ページ目)
絶叫するとともに、ワシは祈りとも呪いともわからない"念"をコースに送り続けた。その全身全霊の"念"が届いたのか、直線に入るとコモドーが後退。サチノポピーがカシノエルフを連れて伸びてくるではないか!
結果、1着=3番サチノポピー、2着=5番カシノエルフ、3着=1番マリーズミイ。なんとか、今日の負け分の3分2くらいは取り戻した。ありがとう、石川騎手ぅ~!
とはいえ、負けは負け。「友の会バス」に乗って佐賀競馬場を後にし、JR「青春18きっぷ」で久留米から熊本に向かった。
熊本では太平燕を食べただけに終わった... 熊本では大規模な祝勝会を開く予定だったが、結局、太平燕(タイピーエン)を食べただけ。何のためにここまで来たのか──復興に何ら貢献できず、ワシは涙で枕をぬらす寂しい夜を過ごした。
(つづく)
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