佐賀競馬場の名物は「何でも焼く店」競馬の女神はそこにいた!? (4ページ目)

  • 土屋真光●旅人 Traveler&text&photo by Tsuchiya Masamitsu

 スープの中で麺をほぐして、再度口へといざなう。九州の細麺だが、焼き目の香ばしさが薄めのしょうゆスープとピッタリくる。これは、今までにない感覚で、クセになるかも!

 さらに食べ進めると、麺とは別の香ばしさに当たる。その正体は刻んで焦がした味付け肉である。これは箸が止まらない。糖質制限もなんのその。あっという間に完食である。ところで、何で「イケメン」なのだろう?

「おにいさんもイケてるでしょ!」

『のだ屋』のおばちゃんの答えは、意味不明だった......。

 満腹になって、上のフロアに行ってみると、そこで驚くべき光景を目の当たりにした。ここにも、電気コンロで「焼く店」が立ち並んでいたのだ。そのうちのひとつ、『ナガセ商店』のコーン天がとにかく美味しそうに見えた。

美人のおねえさんが焼いてくれたコーン天美人のおねえさんが焼いてくれたコーン天 じーっと見ていると、お店のおねえさんが「うちのコーン天は長崎のとうもろこしを使っていて手作りなんですよー」と声をかけてきた。見上げると、超美人のおねえさんが目の前に!

 これは、たとえ満腹であろうとも買わねばなるまい。アツアツのコーン天は、もっちりとした"揚げ"にプチッと弾けるコーンがアクセントとなっている。しかも、コーンの甘みが揚げの塩味と絶妙のバランスでうまい!

「おねえさん、ありがとう!」

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