笠松競馬で起死回生の一発!「旅打ち」の女神は微笑んだのか (4ページ目)

  • 土屋真光●旅人 Traveler&text&photo by Tsuchiya Masamitsu

 思えば、1度は引退した名古屋競馬の女性騎手、宮下瞳騎手の騎手免許が8月1日付けで再交付される。つまり、現役復帰だ。開催がある翌週の火曜日(8月2日)には、うまくいけば、復帰初戦のタイミングに立ち会えるかもしれない。

 今後の旅のプランが一気に固まった。

7月29日、中部国際空港(LCCで)→博多(博多泊)
7月30日、博多(バスで)→小倉競馬場(小倉泊)
7月31日、小倉(JR「青春18きっぷ」で)→久留米(バスで)→佐賀競馬場。競馬のあと、佐賀(JR「青春18きっぷ」で)→熊本(熊本泊)
8月1日、熊本(全日空の割引運賃で)→中部国際空港(名古屋泊)
8月2日、名古屋競馬。名古屋(JR「青春18きっぷ」で)→東京

 うむ。完璧。宿泊はその日の戦績次第にして、途中の移動も勝ったら新幹線に変えればいい。

 福岡までは、大きな遅延もなく順調に移動した。しかし、実はこの時点で、極めて優秀だと思っていた「ツッチー・アイ・エス」のオペレーター(つまりワシ)は、すでに重大な間違いを犯していたのだ。そのことに気がつくまでには、まだ少し時間を要するのであった......。

(つづく)

「夏競馬」珍道中~北日本編はこちら>>

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