2016.08.17

予算は5万円。西へ行く
「夏競馬の旅」は、地獄か、極楽か

  • 土屋真光●旅人 Traveler&text&photo by Tsuchiya Masamitsu


予想を披露していたバルタン星人 川崎競馬場に着くと、なんとバルタン星人がゴール前の表彰エリアでメインレースの予想を披露していた。このバルタン星人は『怪獣酒場』の店長なのだそうだ。通訳(?)のおねえさんによると、酒井"忍"騎手は、実は宇宙忍者であるバルタン星人の仲間らしく、酒井騎手が騎乗する馬が勝つという。

「ほうほう。参考にしておこう」などと、お気楽に頷いていた。

 レース始めは、9レース。「酔っぱらい怪獣『ベロン』杯」は、手にしていた競馬新聞をパパッと参考にして、3番を軸に三連複4頭流しを200円ずつ買った。

 これが、見事正解!

 いきなり配当1080円をゲット。1500円ほど浮いたお金で、川崎競馬場オリジナルのクラフトビール『ロジータ』(600円)と、名物『志ら井』のモツ煮込み(450円)を早速購入した。

川崎競馬場名物のモツ煮込み 今日は仕事でもなんでもないので、関係者に遠慮なく酒も飲める。しっとりと汗ばんだ体に、のどを通じてロジータが染み込む。やっぱりナイター競馬を見ながらのビールは格別だ。

 ただ、このビールでほろ酔い気分になって、その後のレースはさっぱりだった。メインレースもバルタン星人の予想に乗って、まんまと大ハズレ。まあでも、それほど大きな傷にもならず、川崎競馬場をあとにしてからは、競馬場で合流した仲間たちと一緒に、そのまま駅前の『怪獣酒場』へ。軽く飲んで、秋葉原から出発するバスで名古屋に向かった。