2016.08.10

カンが勝負の旅打ちも、
ばんえい競馬には「勝利の法則」がある!?

  • 新山藍朗●旅人 Traveler&text&photo by Niiyama Airo


競馬場内にある輓馬神社。カンに頼るだけでなく、必勝祈願も忘れずに! ばんえい競馬に限らず、「旅打ち」の基本は、きっとどこでも"カン"だ。それが、うまく働くかどうかで、勝負が決まる。ワタシの場合で言えば、今回の「旅打ち」を終えたあと、北海道新幹線に乗って東京へ帰れるかどうかが決まる。

 何年か前、札幌記念でさんざん負けたあと、その翌日に所持金6000円だけで帯広まで乗り込んできたことがあった。その際には、最終レースのひとつ前でひらめいた。

「人気はないが、潜在能力なら一番」というコメントにピンときたのだ。

 その馬から勝負して、5千何百円かの馬券を当てた。カンが働けば、そんなラッキーにもめぐり会うことがある。

 ともあれ、大事なのは今、目の前のレースである。

 ばんえい競馬の場合、どのレースも直線200m、フルゲート10頭のコースで行なわれる。未勝利も、GIも、そこは変わらない。

 途中、山型の障害がふたつあって、この障害をいかに巧みに乗り越えていくかが、勝負の分かれ目となる。特にふたつ目の障害は、ひとつ目の障害よりも1.5倍ほど高い。それゆえ、ここが最大の難関にして、勝負を決める最大のポイントとなる。

 馬券を買った7レースは、8頭立て。

 なぜ8番の馬を中心に見たかというと、第一に上手い騎手が乗っていること。ばんえいでは上手い騎手から買うのが、ワタシの鉄則。