カンが勝負の旅打ちも、ばんえい競馬には「勝利の法則」がある!? (2ページ目)

  • 新山藍朗●旅人 Traveler&text&photo by Niiyama Airo


ばんえい競馬の専門紙ばんえい競馬の専門紙 馬券を買ったのは、7レースから。競馬場の入り口近くで専門紙を購入し、パッと見て「中心は8番の馬だ」と思った。

 ただ正直なところ、これまでに3、4回来ているとは言っても、ワタシはここで馬券を買うときの予想の立て方がよくわからない。

 もちろん競馬新聞には、近走成績や血統、厩舎のひと言コメントなどが掲載されている。でも、それをある程度読みこなせたところで、日頃から慣れ親しんだ中央競馬の専門紙を見て、それを土台に予想を組み立てることと、同じようにはいかない。

 古いことわざに「生兵法は大怪我のもと」というのがある。これを英語にすると、「A little learning is a dangerous thing」となる。たまにしか来ないばんえい競馬での勝負を前にしたワタシなりに訳せば、「普段あまり見ない新聞を、ちょっと読み方を知ったくらいでわかったような気になるのは、やめよ」という感じか。

 だから、ここでは専門紙はサラッと見るだけ。ほんの参考程度で、あまりアテにはしない。

 基本は、あくまでも"カン"。

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