いざ函館! ミルコ・デムーロ騎手が絶賛した「うに丼」を求めて... (4ページ目)

  • 新山藍朗●旅人 Traveler&text&photo by Niiyama Airo

 料金は、1190円。盛岡競馬場に行ったときほどではないが、この臨時出費もやはり痛い。そこで、うに丼は札幌でも食べられるだろうと、急きょメニューを変更。この時期の函館の旬の味覚、イカを食べることにした。

 コリコリとして噛むと甘い。津軽海峡で獲れたイカの刺身をメインにしたイカ定食と、ビールの小グラスを一杯つけて、1380円。これにさっきのタクシー代を足すと、ちょうどうに丼と同じくらいの料金だ。

朝からビールを飲んで、絶品のイカ定食を堪能朝からビールを飲んで、絶品のイカ定食を堪能 でも、旬の函館のイカは、ウニにも負けないくらい美味しかった。

 負け惜しみの誹(そし)りを覚悟であえて言えば、イタリア人にはちょっと難しいかもしれない"日本の味"だった。

 ちなみに、この店の現在の一番人気は、鮭トロといくらのコラボ、「鮭トロ親子丼」で一杯1400円だそうだ。

(つづく)

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