2016.06.03

強力メンバーがそろっても、必ず荒れる安田記念「波乱の法則」

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by AFLO

 しかも、2013年はGI香港スプリント(香港・芝1200m)の覇者ロードカナロアが、2014年にはGIドバイデューティフリー(UAE・芝1800m)を圧勝したジャスタウェイが出走。今年と同様、ここ数年は海外GIレベルの馬が参戦して豪華な顔ぶれとなっていたが、そんな馬たちと上位争いを繰り広げた馬の中に、決まって人気薄の"伏兵"がいたのだ。

 そこで、ここ3年で3着以内に食い込んだ穴馬を参考にして、今年"激走"しそうな伏兵馬を探してみたい。

 まず、過去3年の安田記念を振り返ってみたい。結果は以下のとおりである。

◆2013年
1着=ロードカナロア(牡5歳/1番人気)
2着=ショウナンマイティ(牡5歳/3番人気)
3着=ダノンシャーク(牡5歳/12番人気)

◆2014年
1着=ジャスタウェイ(牡5歳/1番人気)
2着=グランプリボス(牡6歳/16番人気)
3着=ショウナンマイティ(牡6歳/10番人気)

◆2015年

1着=モーリス(牡4歳/1番人気)
2着=ヴァンセンヌ(牡6歳/3番人気)
3着=クラレント(牡6歳/12番人気)

 3着以内に入線した伏兵馬を見てみると、まず多いのが「実績十分ながら、年齢的に陰りが見えてきた馬」である。2014年のグランプリボス、ショウナンマイティ、2015年のクラレントが、それに該当する。