安田記念でモーリスに挑戦状! 川田将雅騎乗のサトノアラジン
サトノアラジンに続く馬としては、フィエロ(牡7歳、栗東・藤原英昭厩舎)を挙げておきたい。こちらもディープインパクト産駒で、母の全兄がGI7勝を挙げ、全欧年度代表馬ロックオブジブラルタルという良血馬。重賞勝ちはないが、マイルチャンピオンシップでは2年連続2着。それを含め重賞2着が4回あるという堅実派の実力馬だ。昨年のこのレースは2番人気4着で、東京コースでは勝ち鞍がないが、同じ左回りの中京では4戦して3勝を挙げている。今回も十分チャンスはある。
こちらの鞍上はサトノダイヤモンドでGI日本ダービー2着に終わったクリストフ・ルメール騎手。フィエロの馬主はマカヒキの馬主でもある金子真人ホールディングスなので、日本ダービー1、2着馬の騎手と馬主が、GI安田記念では入れ替わったということになる。この2騎手の因縁も興味深い。
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