もはや「荒れる」のが当然の天皇賞・春。狙える穴馬はこの3頭 (4ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • 村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki

 最後の1頭は、トーホウジャッカル(牡5歳)。2014年のGI菊花賞を制したクラシックホースである。レースレコードを大幅に更新した衝撃のレースは、いまだ記憶に新しい。

 しかしその後、体質の弱さもあって満足にレースを使えず、満を持して出走したレースでも馬群に沈んできた。前走の阪神大賞典でも7着と凡走。今回は一気に人気を落とすことになるだろうが、菊花賞で見せたステイヤーとしての才能を考えると、無視できない1頭だ。

 前出のビートブラックをはじめ、菊花賞の好走馬がのちの天皇賞・春で活躍するケースは数多くある。トーホウジャッカルの復活はあるのか、注目したい。

 今年も現役トップクラスの実力を備えた有力馬が顔をそろえた天皇賞・春。そんな実績馬が人気に応えるのか。それともまた、ファンが驚くような穴馬が上位に飛び込んでくるのか。3分を超える長丁場の戦いを、ワクワク、ドキドキしながら見守りたい。

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