大本命が沈む波乱。オークスに向けて激変の「3歳牝馬番付」 (6ページ目)

  • text by Sportiva
  • 村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki

 5位は3頭。桜花賞で3着となったアットザシーサイド、フラワーC2着のゲッカコウ、そして桜花賞以前に、唯一メジャーエンブレムに土をつけている(デンコウアンジュがランクインした。
※2歳時の重賞アルテミスS。2015年10月31日/東京・芝1600m。

市丸氏

「アットザシーサイドは、桜花賞上位2頭とは少し力の差があり、血統的にもマイラー。オークスを迎えるにあたって、ドンとこいとは言えません。それでも、スローの瞬発力勝負なら、桜花賞の再現もあるでしょう」

木南氏

「桜花賞を見送ってオークスに的を絞ってきたゲッカコウは、2勝目を挙げるまでに時間を要しましたが、牡馬相手に戦ってきた戦歴が評価できます。さらに、新馬戦から続けてきた向正面から早めにまくる戦法が、スタミナの高さを証明しています。メジャーエンブレムが不在となれば、自在性を持つ面白い1頭だと思います」

土屋氏

「デンコウアンジュは、昨年のアルテミスSで息の長い末脚を繰り出してメジャーエンブレムを撃破。レース後、引き上げてきてからの息の入りの早さに、オークスでの好走を予感させました。桜花賞までの成績は度外視して、狙いたい1頭です」

 3歳牝馬クラシック路線は、桜花賞を終えて「1強」メジャーエンブレムといった様相から一転、混戦ムードが漂い始めている。オークスに向けては、桜花賞上位勢にも距離不安がささやかれているからだ。今後のトライアル戦の動向も、入念にチェックする必要がありそうだ。

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