二冠馬ドゥラメンテ、ドバイで世界デビュー戦を飾れるか (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yoshifumi Nakahara/AFLO

 ベルカントが出走するGIアルクオーツスプリント(芝1000m)はかなりのメンバーが揃った。昨年の1着馬ソールパワーは9歳となった今年も衰えを見せず、前走のGIIIメイダンスプリント(芝1000m)も僅差の3着と上々の滑り出し。昨年2着の香港のペニアフォビアは、昨年暮れの香港スプリントを勝利し、ビッグタイトルを手に今年は乗り込んできた。さらにオーストラリアの快速馬バッファリング、前哨戦の勝ち馬フィットヤーン、昨年のGIブリーダーズカップターフスプリント(芝1100m)の1、2着のモンゴリアンサタデー、レディシップマンらも強力。

 GIIドバイゴールドカップ(芝3200m)にはネオブラックダイヤが挑む。昨秋のGIロワイヤルオーク賞(芝3100m)を5連勝で制したヴァジラバドを筆頭に、前哨戦のGIIIナドアルシバトロフィー(芝2800)の2~4着馬と骨っぽいメンバーを相手にどこまで食い下がれるか。

 当日はスカパーなどのグリーンチャンネルでノンスクランブル放映される。今年から発売が予定される海外レースの馬券発売も視野に、その予行演習の意味でも見逃せない1日となる。

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