【競馬】有力馬にはワケがある。大激戦の「2歳牡馬ランキング」 (2ページ目)

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   1位は、16ポイントで2頭が並んだ。東スポ杯2歳Sの覇者スマートオーディンと、デビュー2戦2勝のバティスティーニ(牡2歳/父キングカメハメハ)だ。

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「東スポ杯2歳Sを大外からの差し切りで圧勝したスマートオーディン。まだ粗削りな部分があって、2戦目の萩S(10月31日/京都・芝1800m)では直線でまともに追えず敗戦しましたが、素質は本物です。父ダノンシャンティはNHKマイルCの勝ち馬とはいえ、その母系はジャパンカップを制したシングスピールと同じグロリアスソングの系統。今後、距離が延びても十分に対応できると思います」

土屋真光氏(フリーライター)
「東スポ杯2歳Sを快勝したスマートオーディンは、父ダノンシャンティよりも大きなフットワークで、のびのびと走れる東京コースが見事にフィットした印象。超スローの展開ながら、最後まで伸び切ったキレのある末脚は、圧巻でした。来春のクラシックを考えた場合、中山開催の皐月賞ではそうした武器が不発に終わる危険もありますが、相当な能力の高さを感じます」

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「東スポ杯2歳Sは、超スローの上がり勝負でしたが、スマートオーディンは外を回りながら上がり32秒9をマーク。その末脚には、恐れ入りました。年内の出走はないようですが、次走の結果次第で、牡馬クラシック戦線を引っ張っていく存在になっていくのではないでしょうか。

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