【競馬】来春のクラシックに挑む、2歳牝馬ランキング発表! (3ページ目)

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 2位は、アルテミスSの勝ち馬デンコウアンジュ。実際に勝っている分、その実力は1位の「メジャーエンブレム以上」とする声も多い。

  土屋真光氏(フリーライター)
「アルテミスSの勝ちっぷりは、決して展開に恵まれたわけではなく、勝負どころから押して、押していって、最後に差し切るという、力がなければできない芸当。長距離戦を得意とする牡馬に似た力強さを感じました。さらに驚いたのが、脱鞍所に戻ってからの息の入り。あれだけ長い距離を追われていたにもかかわらず、ケロッとしていたんです。一見地味な血統ながら、『これは、奥が深い馬だぞ』と感じましたね」

市丸氏
「アルテミスSは、出遅れながらも上がり33秒3の末脚を駆使し、大外から強襲しての勝利。その強さは疑いようがありません。1、2着馬から1馬身半差離された3着以下は、やや落ちる評価でいいと思います」

 3位は、新馬、500万条件の秋明菊賞(11月23日/京都・芝1400m)とデビュー2連勝を飾ったアットザシーサイド(牝2歳/父キングカメハメハ)。2戦とも楽々と突き抜けたレースぶりが、高評価を得ている。

木南氏
「2戦ともに、最速の上がりタイムを記録して快勝。母ルミナスハーバーは、ウオッカ世代の阪神JF3着と、血統も一流です。距離は1400m戦しか経験していませんが、レースぶりを見れば、距離延長への対応も可能でしょう。今のところ、来年の桜花賞有力候補です」

本誌競馬班
「馬群を割って出てくる力強さが魅力。2戦2勝の内容を評価します」

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