【競馬】細江純子が語るダービー「最後は『執念』で決まるレース」 (5ページ目)

  • スポルティーバ編集部●構成 text by Sportiva
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

 もう1頭候補を挙げるなら、ここでもう1回サトノクラウン(父Marju・堀宣行厩舎)を見直したいです。皐月賞(1番人気6着)はゲートのタイミングが、すべてだったと思います。ダービーでは堀宣行厩舎ワンツーフィニッシュの可能性も高いですね。

 これからの1週間、とにかくダービーに出走する馬について、たくさんの情報が出てくると思います。普段それほど競馬に熱心でない方でも、その情報の中で、名前でも、写真でもきっかけはなんでもいいので、1頭好きな馬を見つけてみてください。どういう性格なのだろうとか、どういう人たちに育てられているのかとか、どういうジョッキーとコミュニケーションを取っているのかとか、こういう馬だったんだとか、いろいろな情報に触れられるはずです。

 そうして迎えるダービーデー、その1頭を応援するだけで、間違いなく楽しいと思います。日曜日はぜひ東京競馬場へ。一緒にダービーを楽しみましょう!

※細江純子
元JRAジョッキー。現在はJRAのイベントで司会を務めたり、『みんなのKEIBA』『BSイレブン競馬中継』など、テレビ番組に出演するなど、競馬評論家として幅広く活躍中

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