【競馬】一強から混戦へ。オークスを占う「3歳牝馬ランキング」

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 2位は、桜花賞で波乱の主役を演じたレッツゴードンキがランク外から急浮上。しかも、首位ルージュバックに1ポイント差まで迫った。今後については、距離適性を踏まえて、NHKマイルC(5月10日/東京・芝1600m)も視野に入っているようだが、もちろんオークスに出てくれば、無視できない存在となる。

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「桜花賞は、上位人気馬もレッツゴードンキと同じ競馬をさせてもらえたら、同じように結果を出せたのではないか、と思われます。そのため、桜花賞の結果によって、レッツゴードンキが抜けた存在になったのか、というと、そうではないでしょう。さらにオークスとなれば、距離の問題もあって(レッツゴードンキの母マルトクは短距離馬)、苦しむ場面が出てきてもおかしくありません。が、桜花賞を勝ったことは、高く評価すべき。もしも、オークスでも同じような競馬ができれば、有力な一頭となるでしょう」

土屋真光氏(フリーライター)
「前回のランキングで、『クラシックで1着に突き抜けるほどのパンチ力は感じませんが……』と評しながら、桜花賞ではまんまと突き抜けられてしまいました(苦笑)。前半、脚を溜めに溜めたとはいえ、ハナを切りながら最後の上がりタイムが出走メンバー中4番目の速さ、というのは立派。自在性もあって、ゆったり流れるオークスでもチャンスがありそう。馬券的にも、桜花賞がフロック扱いされれば、結構美味しくなるかもしれません」

  

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