【競馬】ルメール騎手が分析「2015年クラシックの有力馬」 (4ページ目)

  • 新山藍朗●構成 text by Niiyama Airo
  • 村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki

 僕はフランスにいたときから、「日本のダービーは素晴らしいなあ」と思っていました。競馬場の雰囲気が華やかで、スタンドの熱気も、歓声も、他のレースとは明らかに違いますよね。だから、日本ダービーで勝つことを、ずっと夢見てきました。

 そのチャンスが、日本のジョッキーになって1年目で早くもめぐってきました。サトノクラウンは、それだけの馬です。

 ともあれ、まず大事なのは、皐月賞。そこを勝って、ダービーに向かいたい。そうして“二冠達成”ということになれば、初めてにして、最高のクラシックになるでしょうね!

クリストフ・ルメール
1979年5月20日生まれ。フランス出身。フランス競馬のトップジョッキーとして活躍。世界中で数々のGIを獲得してきた。日本でも短期免許を取得して高い手腕を発揮。これまでに重賞19勝(うちGI5勝)を挙げている。JRA通算246勝(4月5日現在)。

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