【競馬】チューリップ賞後の「2015年3歳牝馬ランキング」

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 また、総合ランキングでは圏外となったが、アルビアーノ(牝3歳/父ハーランスホリデイ)を木南氏が、ミッキークイーン(牝3歳/父ディープインパクト)を本誌競馬班が、それぞれ3番手という高い評価を与えている。

木南氏
「年明けデビューのアルビアーノですが、厩舎の評価が高く、現在2戦2勝。新馬戦の逃げ切り勝ちは想定内でしたが、同日の準オープンと差のない時計で逃げ切った500万特別(1着。2月15日/東京・芝1400m)の内容がとにかく優秀で、予想を上回るものでした。桜花賞を狙うのか、NHKマイルC路線に進むのか微妙ですが、目が離せない存在です」

本誌競馬班
「チューリップ賞2着のアンドリエッテ(クイーンC4着)を物差しにすれば、クイーンC(2月14日/東京・芝1600m)上位陣の評価を上げざるを得ません。とりわけ、スムーズさを欠きながら、強烈な末脚を見せて2着に入ったミッキークイーンに食指が動きます。血統背景も魅力」

 さて、このあと牝馬路線のトライアルは、3月14日にアネモネS(中山・芝1600m)、3月15日にGIIフィリーズレビュー(阪神・芝1400m)が開催される。そして、桜花賞最終便となるGIIIフラワーC(中山・芝1800m)が3月21日に行なわれる。次回は、この3レースの結果を踏まえて、牝馬クラシックに向けた最終ランキングを発表する予定だ。

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