2014.10.04

【競馬】スプリンターズS、穴は今が充実期の7歳馬

 とすると、後方一気の追い込み馬は苦しくなりますね。逆に優位なのは、どんな競馬にも対応できて、器用な脚を持った馬でしょう。好位につけて、馬込みも難なくさばけることができれば申し分ありません。

 その候補に挙げられるのは、ストレイトガール(牝5歳)です。前走の函館SS(6月22日/函館・芝1200m)は不利があって11着に敗れましたが、昨年の夏以降、500万条件から一気にオープンまで駆け上がってきた実力馬。年明けのシルクロードS(2月2日/京都・芝1200m)で重賞初制覇を果たすと、その勢いのまま高松宮記念では1番人気に推されました。

 結果的には3着に終わりましたが、直前の大雨で極悪馬場になったことが、450kgそこそこの牝馬にとっては厳しい条件でした。正直、もし良馬場だったら、勝っていてもおかしくなかったと思います。そのことをより実感できたのが、次走のヴィクトリアマイル(5月18日/東京・芝1600m)でした。結果は3着も、距離を意識したのか、明らかに脚を余していました。最初から勝ちに行く競馬をしていれば、流れひとつ、展開ひとつで、十分に差し切れていたのではないでしょうか。

 このレースを見て、俄然「この馬はGIで勝てる器」だと思いましたね。函館SSは不運な結果となりましたが、その鬱憤と、春の無念をスプリンターズSで晴らしてもおかしくありません。

前走のアイビスSDで圧巻の競馬を見せたセイコーライコウ。 さて、このレースの「ヒモ穴馬」には、アイビスSD(8月3日/新潟・芝1000m)を快勝したセイコーライコウ(牡7歳)を取り上げたいと思います。

 前走のアイビスSDはとにかく強い競馬でした。レース半分を過ぎても中団に控えていましたが、残り200mになってから仕掛けると、そのまま一気に突き抜けていきました。いくら得意の舞台とはいえ、千直(直線の芝1000mのレースのこと)のレースで1番人気を背負っていたら、普通あそこまで追い出しを我慢することはありません。鞍上の柴田善臣騎手は、それだけ自信を持っていたのでしょう。

 相手が弱かった、という見方も確かにあります。ただし、千直は能力差がもっとも出にくいコースです。それを踏まえて考えれば、たとえ相手が弱かったとしても、評価できる結果だったと思います。

 7歳馬と高齢ですが、セイコーライコウは4歳の夏からおよそ2年近く休養しています。そのため、まだ24戦しか消化しておらず、スプリンターズSが25戦目。馬体を見ても老いた雰囲気はまったく感じられず、とても若々しいです。

 まさしく今が全盛期。前走時の調子を維持していれば、大いにチャンスはあると思います。

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