2014.06.14

【競馬】エプソムC、ディサイファが絶好舞台で本格化する

 ちなみに、連勝した2戦と神戸新聞杯で手綱をとったのは、厩舎所属の若手ジョッキー・森一馬騎手(21歳)でした。昨今の競馬では、いくら自厩舎の所属ジョッキーだからといって、減量のとれていない見習騎手(※)をクラシックの権利がかかった大事なレースで乗せることはありません。いろいろな事情があったにせよ、この起用は、松永調教師の英断だったと思います。

※免許取得3年未満で通算勝利数100回以下の騎手は「見習騎手」と呼ばれ、平場のレースなどでは重量の減量制度がある。また、現在の規定では通算勝利数が31勝に満たない騎手はGIに騎乗できない。

 そしてその結果、森騎手はマジェスティハーツを神戸新聞杯2着に導き、見事に菊花賞の出走権利を獲得。"愛弟子"の活躍に、松永調教師の喜びもひとしおだったと思います。

 それだけに、今回も愛弟子の騎乗で重賞を勝ちたかったと思いますが、森騎手がちょうど、フランスの若手騎手招待レース(ロンジン・フューチャー・レーシング・スター賞)に参戦するために不在。当初、福永祐一騎手が森騎手の代役を務める予定だったそうです。しかし福永騎手が騎乗停止のため、"代打の代打"といった形で横山典弘騎手が手綱をとることになりました。このスイッチには、松永調教師の勝つことへのこだわりを強く感じました。ますます無視できない一頭になりましたね。

 他で気になるのは、フェスティヴタロー(牡5歳)とゴールデンナンバー(牝5歳)です。前者は逃げ馬で、後者は追込み馬。ともに展開の助けが必要だと思いますが、最近のレースぶりを見る限り、どちらも調子は良さそうです。はまれば、一発あっても不思議はありません。

初の重賞制覇を狙うディサイファ。 さて、今回の「ヒモ穴馬」には、本格化が近づいている気配がある、ディサイファ(牡5歳)を取り上げたいと思います。

 昨秋の福島記念(4着。2013年11月17日/福島・芝2000m)、年明けの中山金杯(3着。1月5日/中山・芝2000m)と、重賞タイトルは目の前に迫っています。ここ2戦のオープン特別でも、2戦とも2着に終わりましたが、クラス慣れしてひと回り成長したように感じました。

 安田記念では、不良馬場の影響でディープインパクト産駒がことごとく馬群に沈みました。梅雨ですから、エプソムCでも馬場が悪くなる可能性はあります。そうなると、ディープインパクト産駒のディサイファも不安視されるかもしれませんが、同馬はパワーがあって、荒れた馬場も苦にしません。実際、不良馬場では2戦1勝、2着1回と好走しています。

 東京コースの芝1800mというのも、この馬にとって絶好の舞台。最大限のパフォーマンスを発揮できるでしょう。いよいよ重賞制覇を果たす瞬間が訪れるかもしれません。

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